カシュガルschedule
2017年6~7月
会社の元同僚2人と中国の西の果て:カシュガルに行ってきた。本当に遠い。何せインドのニューデリーよりも西に位置するのだから。飛行機を乗り継いで20時間(正味の飛行時間は11時間)もかかる。それでも四川航空エコノミー(格安航空ではなく食事もテレビも付いている)で往復2万5千円というのはびっくりだ(乗り継ぎはがあまり良くないが)。
①6/26(月)成田20:20[3U8086]→0:40成都
②6/27(火)成都8:10[3U8525]→ウルムチ→14:40カシュガル
③6/28(水)パミール高原日帰りツアー
④6/29(木)カシュガル(旧市街,時計台,国際バザール,エイティガール寺院)
⑤6/30(金)ダワクン砂漠日帰りツアー
⑥7/1(土)ヤルカンド訪問(長距離バス利用)
⑦7/2(日)カシュガル(アパク・ホージャ墓他)
⑧7/3(月)カシュガル(旧市街他)
⑨7/4(火)カシュガル15:25[3U8526]→17:10ウルムチ22:40[3U8842]→1:50成都
⑩7/5(水)成都12:35[3U8085]→17:55成田
3U:四川航空
カマドでの焼き物風景(ビデオ)
【警備・治安】
・カシュガル地区全てにおいて、警察の厳格な監視下に置かれている。
・警官の数が多く、10人に1人は警官という感じ。
・街の通りは20m毎に警察が詰めている。
・ホテルの入口には警察による手荷物X線検査が常に実施されている。(地下街、デパート、スーパー、バザール等も同様)
・公園や観光施設の一部も閉鎖中(行って初めて分かったのが2-3度あり)
・国道、高速道路の至る所に検問施設あり。
・カシュガルから200km先のヤルカンドという町へ行く間に、3-4回の検問あり。車から降りて身分証/パスポートの写真と本人とを自動で照合する機械を通過させられる。日本人に対しては比較的チェックは甘いが、ヤルカンドからの帰りに詳細な質問/チェックを受けた。
・ヤルカンドはウィグル族は95%の町で、以前に暴動/紛争があった関係で最も厳しい管理。(ローミングでの)データ通信が遮断されていた時期もあったようだ。
・下っ端の警官はウィグル族。ウィグル族がウィグル族を管理する体制を作っている。
・このような状況だが、特に緊迫感はなく慣れてしまう感じ。
【交通事情】
・タクシー運転手の中には、中国語が話せない/地図が読めない人が多数。行き先を漢字で書いても地図で示してもNG。発音してくれと言われるが、ウィグル族に通じるように発音するのは結構難しい。結局、スマホのナビを見て、その角を右へ左へと指示するのが確実。
・タクシーの基本料金:5元。市内は5~10元でどこでも行ける。一時間乗っても50元(800円)止り。
・領収書発行に仕組み無し。メーターを倒さないケース多々あり。
・乗用車は日本車が結構多い(5割近くの感じ?)。
・バイクは100%電動車。ナンバープレート有(大型?)と無がある。
・主要な通りは中央が車、一番端が歩道、その間が電動バイクのゾーン。歩道の一部は車バイクの駐車場になっている。電動バイクは音もなくスピードを出すので要注意。
【ウィグル人について】
・カシュガルはウィグル族が8割近くを占める。
・人なつっこい(子どもも大人も)。カメラを構えると寄ってくる。
・まじめで勤勉そう。綺麗好きでよく周りの掃除をする。道にゴミが無い。周辺の道路への水撒きも日課。
・日本人だと分かると親しみを持ってくれる(漢族は嫌いらしい)。
・年配の人は中国語が話せない。
・子どもが多い。道端の至る所に見かける。
・漢族はここでは少数民族。漢族居住区に固まって暮らしている。漢族居住区には関門があり固くガードされている。
【食事について】
・羊肉とナンを主食とする。野菜は少なめ。果物はかなり豊富。何でも有る。
・滞在中の食事(ホテル朝食を除く、夕食7回、昼食6回)の内、イスラム系:9回、漢族(四川)系:3回、西洋風イスラム:1回、全て違う店利用。特にメニューの無いような庶民の店を意識的に利用。
・ビールは置いていない所が殆どだが、持込みで飲むのは許可してくれた。
・羊肉や脂身の多い所が嫌いな人は辛いかも。
・シシカバブー(kao羊肉串)
【街並み】
・旧市街,新市街,漢族街でイメージが全然違う。