黄山・宏村
2005年11月
安徽省出張の機会に仕事仲間10名(うち日本人:2名)と世界遺産の黄山と宏村を訪れた。
西安・上海経由で深夜に黄山入り。翌日午前中で会議は終わり、午後からはフリータイム。皆で宏村を観光。宏村は世界文化遺産に登録されている「安徽省古民居群」の中の一つ。未解放地区なので外国人は入境許可書の取得が必要だが、仲間の中国人に紛れて許可書無しで入れた。宏村は明・清時代の民家がほぼ完璧に保存されており、それが水と良く調和している。特に池の水に映った街の光景は素晴らしい。
2日目は、世界複合遺産の黄山へ。バスで麓の慈光閣まで行き、ここから玉屏ロープウェイで標高1680mの玉屏楼まで一気に登る。少し肌寒いが快晴で周りの山々がくっきりと見える。(以下、写真の下に続く・・・)
登山客に手招きをしている様な迎客松をバックに記念撮影。この後、黄山最高峰(標高1864m)の蓮花峰に登る組とスキップ組に分かれたが、もうひとりの日本人のNさんも無理やり巻き込んで登る組へ。途中はとても険しく下を見ると目が眩みそうになる。やっとの思いで頂上へ。眺めは最高で遠くまでくっきり綺麗に見える。下山後、今度は絶壁に刻まれた石段:百歩雲梯を息を切られながら一気に登り、光明頂(標高1840m)へ。遠くに「飛来石」は見える。飛来石は空から飛んできて刺さった様な格好の12mもある奇石。どのようにして出来たか本当に不思議。天海餐庁で昼食後、飛来石に向かって進む。日陰の道には数日前に降った雪がまだかなり残っている。この後、雨上がりに雲海が涌いて来るのが有名で、夕日の名勝地でもある排雲亭へ。今日は雲一つ無い。一日中歩き続けて、夕方やっと北海賓館に到着。夕焼けに映るロープウェイが綺麗だ。
3日目、早起きしてご来光を見に清涼台へ登る。今日も快晴。山の端が次第に赤く染まりやがて太陽が顔を出す、その刻々と変化する様子は実に神秘的だ。朝食後、黒虎松から始信峰を見た後、下りの雲谷ロープウェイで雲谷寺へ、バスに乗り換え下山。途中、お茶屋さんで買物タイム。黄山毛峰という緑茶が有名だそうで1セット購入した。
午後は有志3人でゴルフ。連日の登山の疲れで途中から足を引き吊りながらプレー。夕食後皆と別れ一人深夜便で北京へ戻った。無茶をしてバテバテになったがとても楽しい旅だった。
<スケジュール>
木曜日 上海->黄山MU5561(21:15-22:10) 黄山高尓夫酒店泊
金曜日 AM 仕事、PM宏村観光 黄山高尓夫酒店泊
土曜日 終日 黄山観光 北海賓館
日曜日 AM 黄山観光、PMゴルフ 黄山->北京CA1552(21:25-23:35)