JRの雑誌の記事で、瀬戸内海の夕日を見ながら走る「伊予灘ものがたり」という列車の写真が目に留まった。また、以前に和田竜の小説「村上海賊の娘」を読んで「能島」の激しい海流を見てみたいと思っていたこともあり、愛媛県を旅することになった。諸事情で2泊3日しか取れなかったが、しまなみ海道・松山・砥部・内子・大洲、八幡浜から佐田岬の先端まで回ることができた。
初日は、早朝の便で松山に向け出発。朝焼けの中、富士山がきれいに見えた。松山空港からレンタカーで砥部へ。砥部焼をみたあと高速で今治・しまなみ海道から大島へ。亀老山からの眺めはまさに絶景。このあと船に乗って能島付近の激しい潮流を体験。最後に能島に上陸して村上水軍の海城の痕跡を見て回った。風は強かったが、天気に恵まれ、スリリングな体験ができた。
初日の宿は 内子で1棟貸切の町家。大正末期より受け継いだ町家で登録有形文化財だそうだ。由緒ある立派な部屋がたくさんありすぎてどう使ったらいいか困惑。食事も美味しくいただいた。
2日目は予定が盛りだくさん。宿泊した内子のレトロな町並みを散策した後、隣の大洲では情緒ある水辺の城下町を堪能。この後、佐田岬半島を西へひた走り、四国最西端の佐田岬灯台まで足を伸ばした。そして最後は、今回の旅のハイライト「伊予灘ものがたり」に乗って、八幡浜から松山へ。長い充実した1日だった。
愛媛旅行3日目(最終日)は、松山市内観光。松山城から石手寺、道後温泉とまわって、夕方の便で東京へ。ハードな1日目2日目と違ってかなりのんびりゆったりと観光ができた。
能島の潮流(動画)